2009年11月30日付共同通信によると、地球温暖化対策の推進によって大気汚染が改善されるなどの効果で、心臓疾患が10〜25%減る可能性があるとする研究結果が発表されたようです。
世界保健機関(WHO)などの支援を受けた研究グループがまとめたもので、地球温暖化対策の推進により、自動車の使用が減少し自転車などの利用が増えるため、大気汚染が減るうえ、肥満人口も減少すると考えられ、ひいては、心臓疾患が減少する可能性があるといいます。
また、研究グループでは、2009年12月デンマークで開催されるCOP15でも、こうした観点を考慮して議論をしてほしいと訴えているそうです。