2009年1月26日付AFPによると、地球温暖化の影響で、酸欠海域を意味する「デッドゾーン」が拡大する可能性があることを、デンマークの大学の研究チームが発表したようです。
デッドゾーンでは、酸素が非常に不足しているため、海洋生物が生息できないといいます。
デッドゾーン自体は現在でも存在し、農業肥料等が流れ出して藻が大発生しやすい浅瀬などがよく知られているようです。
研究チームは、海中酸素濃度の低下は、海洋生物にとって非常な脅威となると警告しています。
また、将来的な二酸化炭素濃度のシミュレーションも行っており、2100年までに最低でも現在の2倍、最悪の場合は3倍にも達すると発表しています。