2012年3月21日付AFPによると、地球温暖化が海洋に与える損害の額をスウェーデンのシンクタンク、ストックホルム環境研究所が試算し発表したようです。試算によると、2100年には日本円で166兆円(年間)に上るといいます。

二酸化炭素の排出が現状のペースで続く前提での試算。海水温度の上昇により海洋の酸性化と酸素不足が進み、漁業やサンゴ礁に打撃を与えると同研究所では警告しています。

また、海面上昇と暴風雨により、特にアフリカやアジアの沿岸地域で洪水被害のリスクが急激に高まるとも予測しています。