2012年1月30日付AFPによると、地球温暖化によって熱波や酷暑が一層厳しくなると、小麦が老化し、世界的な収穫高減少につながるとする研究結果が、英科学誌に発表されたようです。
植物が耐えられる範囲を超える高温が、光合成を行う細胞器官を破壊するのが原因。気温2度の上昇で、収穫高が2割減るといいます。
国によっては摂取カロリーの半分、タンパク栄養の2割を小麦に頼っているといわれ、研究チームでは警鐘を鳴らしています。