2008年10月26日付AFPによると、地球温暖化に影響を及ぼす影響がCO2よりも強力な地球温暖化ガス「三フッ化窒素」が、これまでの推定より3倍以上も多く大気中に蓄積されていたことが23日、米国の調査で明らかにされました。
三フッ化窒素は、薄型テレビ用の液晶パネルなどの製造で使用されるガスで、これまでは排出量が少なく地球温暖化に影響はないと考えられていたため、京都議定書でも盛り込まれていません。
ただ、現在の段階では、三フッ化窒素が地球温暖化全体に及ぼしている影響は、極わずかしかないとのことです。