2010年12月23日付AFPによると、欧州で近年増加する大寒波の主な原因は地球温暖化であるとする論文が発表されたようです。
独ポツダム気候影響研究所の研究によるもの。海氷面積の減少と天候パターンとの相関関係をコンピュータ・シミュレーションを用いて詳細に分析。その結果、海氷面積の減少が強い高気圧を生み出すことを突き止めています。
これにより、欧州や北アジアの冬の寒気が強まる可能性が3倍になったと研究チームは結論付けています。