2010年9月2日付AFPによると、地球温暖化が急速に進行した場合、中国の穀物の収穫高が現在の5分の1程度にまで減少すると予測する論文が英国で発表されたようです。
北京大学の研究によるもの。中国の平均気温は1960年比1.2度上昇し、特に北東部、内モンゴルで温暖化が顕著だといいます。
最大の脅威は、水資源の不足。これにより、米の収穫高は4〜14%、小麦の収穫高は2〜20%、トウモロコシの収穫高は0〜23%減少すると予測されています。