現在のペースで地球温暖化が進行するとトカゲ類の多くが将来絶滅するとした論文が、2010年5月14日付「Science」誌に発表されたようです。
カリフォルニア大学の研究チームによるもので、2080年までにトカゲ類の6%程度は絶滅する可能性が高いと警告しています。
変温動物のトカゲは体温の調節機能を持たないため、気温上昇の影響を大きく受けるといいます。
研究チームの中には、地球温暖化による水不足などの脅威を考慮すれば、数値はもっと上がると指摘する研究者もいるようです。