2010年4月22日付毎日新聞によると、先進国が国連に提出している2020年までの温室効果ガス削減目標を達成しても、排出量は現在より2割程度増加するという試算を独研究チームが発表したそうです。
2009年COP15のコペンハーゲン合意に基づき各国が国連に提出している温室効果ガス削減目標は、日本1990年比25%減、欧州連合同20〜30%減、米国2005年比17%減となっています。
研究チームでは、先進国の削減目標が達成できたとしても、途上国での増加が続くことなどから、世界全体では温室効果ガスが増加すると試算しています。