2010年3月5日付AFPによると、CO2よりも30倍地球温暖化効果が強いメタンが北極海の海底から急速に漏出し、地球温暖化を加速する恐れがあることが発表されたそうです。
アラスカ州立大学の研究チームによるもので、2003〜2008年にかけて北極海の大陸棚を調査したところ、深海水の80%以上と表層水の50%以上で、メタン濃度が通常の8倍になっていたといいます。
従来から陸上における永久凍土からのメタン漏出については研究されていたようですが、海底からのメタン漏出については研究されていなかったようです。